戦略は、大体イメージできると思います。 戦術は、解りにくいですが、繰り返し行なう業務と書いている本もあります。
知財的では、戦術は個々の出願に対する対策、戦略は、ポートフォリオを含め会社全体の知財の方向性とも考えられると思います。
弁理士は基本的には戦術の専門家で、必ずしも戦略に詳しくない場合もあり、戦略立案で費用請求している先生も少ないと思います。
中小企業で、弁理士に出願を依頼すると戦略もお願いしているかのように勘違いしている場合があります。 戦略についてアドバイスをくれても、特別に戦略についてお願いしていなければ、サービスでのアドバイスですよね。
戦略については、基本、会社で作るものであることを認識する必要があると思います。 戦術については、弁理士中心に進めるとしても、社内の意向を正確に伝えられる知財担当者が必要だと思います。
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