Y氏について
経歴概略
電子部品などを製造している中小企業で、開発設計3年のあと、特許管理を11年経験。
知財管理サポート業を起業して9年目。
業務の秘密性、情報漏れについて
特許管理の場合、常に内容の秘密性を考慮する必要があります。特に競合する会社には、調査内容も一切知られたくないものです。大手企業の場合、守備範囲が広く、あらゆる場面で、情報の漏れを気にする必要があるかもしれません。 連絡にeメールを一切使わないところもあります。
この点、中小企業の場合、守備範囲が比較的狭く、競合メーカーが限られる場合も多く、大手企業ほど心配しなくても良いと思います。
具体的内容を質問したいが情報漏れが心配と言う方は、メールで質問者の氏名、所属会社、取り扱い製品などを連絡していただければ、当方も同程度の開示はおこないます。もちろん、内容について他人に漏らすことはありません。
問題が発生しそうな場合は事前にこちらから連絡するようにしています。
確かに、絶対にまずい競合関係もありますが、最近は競合関係も変化してきており、一部競合関係にあっても、安く作ってもらえる、安く開発してもらえる場合など、積極的に協力していく傾向にあるようです。
これからの時代、あらゆるものに手を伸ばすのは危険です。よって、ある程度の競合関係は、協力しあえるビジネスチャンスでもあります。
また、特許の具体的内容については秘密ですが、特許の管理ノウハウ、ツールなどは全く隠す必要のないものと思っています。 苦労してノウハウを蓄積した部分もありますので、情報を共有することにより同じ苦労を繰り返す必要はないと思います。
ご意見、ご質問はメールで→info2@pat-man.com (迷惑メール対策のため、時々メールアドレスを変更しています。)
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