パソコン出願に利用するソフト

   (01/03/18) 現在、パソコン出願関係の業務をあまり担当していませんので、有用な情報がありません。
 パソコン出願支援ソフトは高価で、リース契約もあったりしますので、パソコン出願支援ソフトを使わずにパソコン出願しています。
 毎日多量に出願するならば、支援ソフトも良いでしょうが、月数件ぐらいならば不要でしょう。
・原稿作成

 ワープロ、エディタなら、何でも良いとも言えますが、工数を少なく作業を進められるのはどれかと言う問題です。 私は、秀丸、ワードを依田さんのソフトとともに利用してます。


依田さんがニフティに、関連ツールをアップされていますので、ご確認ください。ベクターからも入手可能なのようです。
 (1) Wzエディタ版特許事務ツール
    SVC Lib.10 PATENT25.LZH 特許事務ツール Ver.1.25
 (2) 秀丸エディタ版特許事務ツール
    FWINAL Lib.19 MARPAT15.LZH 秀丸95用特許事務ツール V.1.15
 (3) MS-WORD版特許事務ツール
    FWINAL Lib.19 FMSOFFC Lib.3
    PAWD9716.LZH WORD97/98特許事務ツールV.1.16
 (4) 一太郎版特許事務ツール
    SJUSTB Lib.5 TAROPA02.LZH 一太郎9版特許事務ツール V.1.02

(98/11/08追記)
   依田さんのツールの秀丸、ワード、一太郎用を試しています。 Wzはソフトを持っていません。
   一太郎用は秀丸用、ワード用に比較し、機能が限定されています。
   一太郎はマクロ機能が限定されているための様です。
   私が、依田さんのツールを使うのであれば、秀丸用か、ワード用にしようと思います。

  ・図面作成

 斎木さんが掲示板に書き込まれているように、ドット数がポイントになります。

 「パソコン出願ソフトでは、イメージ作成時の解像度ではなく、
ドット数をもとに解像度を決定します。縦/横のいずれか一方でも、
200dpiの範囲を超えていたら、400dpiで計算されます。

・1200×1933ドットまで         → 200dpi
・1201〜2400×1934〜3866ドットまで → 400dpi

 400dpiで作成されたイメージが、200dpiで表示されると、見た目には縦横の長さが2倍になりますし、逆の場合なら半分になります。 特許庁のQ&Aから」

 紙からの図面データ作成

 花子フォトレタッチを使用してます。

 まず、ソフトからスキャナを利用して図面を読み込みます。次に表示→ズームアウトで図面を全体表示させ、必要部分をマウスで範囲選択し、マウス右クリックからウインド編集を選択します。

 これで、必要図面が部分選択されました。このとき、画面左下のドットを確認し、200dpi図面ならば、1200*1933以下になっている必要があります。この大きさを超えている場合、元図に戻り、図面を縮小し、選択図面を作り直します。希望の大きさの選択図面が出来上がれば、それをGIF形式で保存します。

 出来上がったGIFファイルはHTML変換後のソースにタグと共に書き込んでいくのが、簡単でよい様です。アドビのフォトショップでもデータ作成が可能です。

 一点、注意が必要なのは、出来上がった図面埋込HTMLファイルをブラウザで表示させたり、印刷させて大きさを確認することは出来ないようです。1200*1933以下の図面でも表示範囲からはみ出します。特許庁出願ソフトから出力させた出願プルーフのHTMLファイルは図面を約半分の大きさで表示させる小細工がされていました。

 デジタル変換

 作図ソフトで図面を作成していれば、直接、図面データに出力させたくなります。

 例えば、花子で作った図面をクリップして、一太郎に張り付けました。それをhtml変換してブラウザで確認すると、図面がギザギザで使い物になりません。

 花子から直接gif形式で保存できますが、解像度は低くなります。
 A4サイズの図をgif形式で出力するとドット数の少ないものとなります。
 苦肉の策として、A3サイズで図面を作成し、gif形式で出力する方法が考えられます。

これは、PHOTOSHOPのヘルプによれば、次のように書かれています。
 「注意: Adobe クリップボードではなく、システムのクリップボードを使用すると、Windows では 96 dpi、Mac OS では 72 dpi の画像サイズに合わせて画像サイズが変更されます。」

ご意見,ご質問はメールで→info2@pat-man.com (迷惑メール対策のため、時々メールアドレスを変更しています。)

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