パソコン出願体験記(発明協会編)
発明協会の各支部(各都道府県にあります)において、パソコン出願することが可能です。
費用はほとんど必要ありません。
(記録として明細書などを出力する場合には、31円/頁だったと思います。)
事前手続き
パソコン出願をするには、特許庁に対して事前にする手続きがあります。
事前手続きが済んでいれば、出願当日に各支部に1度足を運ぶだけで済みます。
別紙(PDFファイル,発明協会でいただいた資料)に基づいて手続きをして下さい。
電子情報処理組織使用届と予納届は1週間ほどで手続きが終わります。
PDFファイルの読み込みには、Adobe
Acrobat Readerが必要です。
手続書式 (一太郎ver6形式、この形式だと最近のワードでも読み込めます。)
ポイント
特許庁に問い合わせたところ、電子情報処理組織は複数ヶ所を指定できるそうです。
私は、2ヶ所登録しました。このとき使用届は2枚提出します。
実際に出願したときにも、会社の所在地県支部の機器の調子が悪く、東京支部にて手続きしました。
一つの電話番号で複数の出願人も登録できます
管理者は統一するようです。
(特許庁確認済み、catさんからの情報です)
共同出願をする場合には、手続きをしなかった出願人は、手続きの意志を示すために、出願日から3日以内に手続補足書の提出が必要と聞いています。
書式は後日アップ予定。
出願手続き
出願手続きは予約が必要です。事前に各支部に問い合わせておきましょう。
出願原稿はパソコン出願の形式に合わせて整形し、テキストファイル(txt)をフロッピーディスクにて持参しましょう。
私は、テキスト以外に見よう見まねで作ったhtml形式のファイルも持参したのですが図面ファイルの大きさが合わなかった様で、日立の出願ソフトに図面が読み込まれませんでした。
図面は紙で持参すれば、スキャナーで読んでもらえます。
パソコン出願手順としては
テキストファイルを出願ソフトに読み込む
図面をスキャナーで読み取り、加工して、出願ソフトに読み込む
出願ソフトで出願書式をチェックしてもらう
出願ソフトから特許庁パソコン出願ソフト形式で出力
特許庁パソコン出願ソフトに読み込み、特許庁に送信
出願の記録をパソコンから打ち出して、終了。
ポイント
出願料は予納が必要です。
予納書の期限について特許庁に問い合わせたところ、出願当日付けで郵送、或いは特許庁窓口提出で構わないそうです。出願手続き時に予納残高が少ないと、受け付けてもらえない仕組みにはなってないようです。
ご意見,ご質問はメールで→info2@pat-man.com (迷惑メール対策のため、時々メールアドレスを変更しています。)
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