半端ワザ

 ここは、ある人にとっては有用であるが、他の人にとっては全く無駄な中途半端ワザ(ツール)を紹介するページです。


モニター回転ソフト  (2001/06/02)

 このコーナーへの久々の書込です。
 15インチの回転機能付き液晶モニターの値段が下がってきたので、買ってしまいました。
 回転機能が是非とも欲しかったのですが、非常に良いです。
 例えば、特許調査などでモニターに公報イメージを表示させるとき、
 読みやすさなどを考えると、実物大で表示させたくなります。
 (特許事務所でも見たことがありますので、明細書作成にも良いのでしょう)
 公報を実物大で表示させるには21インチCRTが必要になります。
 しかし、21インチCRTは高い・重い・場所をとるなど、あまりお奨めできません。

   15インチ液晶はCRT換算では17インチに相当するそうで(意味がよくわかりませんが)、
 回転させて縦型にすると、公報の実物大程度の表示が可能になります。

   縦型表示にするには表示装置を機械的に縦型に回転させると共に、内部の画像をソフトで
 回転させる必要があります。

 この回転ソフトではPivot softwareというのが添付されていることが多いようで、
 初期画面でUS.PAT 5973664が表示されます。 税別3000円で売っている所もあるようです。

 このソフトを買えば、手持ちのCRT、ノートパソコンでの画面の有効利用が出来るように
 思います。(CRT、ノートパソコンを縦に置いて使う)
 ノートでやってみましたが、かなり不気味ですが、悪くはないです。
 パソコンの機能を保証するものではないので、責任は持ちません(笑)。


手続きに関する情報を頂きました。
(1) めでたく登録査定となったのに、指定期間内に登録料を納付するのを忘れた場合
  ついうっかりとか、長期旅行、出張、単身赴任etc...などの理由で指定期間
  (通常30日)内に、登録料を納付しなかった場合は、出願が却下されることと
  なります。
  このようなとき、以前特許庁のサービスとして、督促通知?がされた時期もあり
  ましたが、現在は止めているようです。
  登録料納付の指定期間が過ぎてしまっても、却下通知が来るまでは、
  特許庁に電話連絡して登録の意思があることを伝えると、
  「直ぐに納付の手続をして下さい」と言って、指定期間後の納付も受け付けてく
  れます。
  ですから、あきらめないで特許庁へ電話してみることです。  

(2) 1日も早く出願したいが、特許印紙の購入を忘れた場合
  書面出願の場合ですが、土日休日及び時間外には特許印紙は購入できません。
  このような場合、出願を急ぐときは特許印紙を貼らないで提出します。
  後で出願料納付の補正を求められますが、出願自体は受理されます。
  (登録料納付等の場合もこの手が使えます!)

(3) 出願時の印鑑がどれであるか判らなくなった場合
  中間処理をするときに、出願時に押した印鑑がどれであるが判らなくなったよう
  なときは、「それらしい印鑑を全て押して提出しなさい、特許庁担当者の職権で、
  誤った印鑑を抹消して正しい印鑑だけで手続されたものとして処理されますよ。
   ほかの印鑑を押したら不受理とは、どこにも書いてないでしょ!」
   とは、特許実務の大ベテランの言葉です。

 (1)は事務所案件でやったことがあります。
 (2)は特許庁は嫌がると思いますが、緊急事態ではしょうがないですね。
    私も経験があります。
    印紙を買いに行くのが面倒だからと言って、使わないように。
 (3)これはすばらしい。 私は知りませんでした。



 ・年代換算壁紙 (22KB)
   昭和−平成−西暦−IPCの換算表を壁紙として利用するものです。
   年代換算が暗算で簡単にできる人には全く無意味なツールです。
   異議申立、無効審判などの資料を調べているときなど重宝します。
   報告書などは、換算しなくて良いように和暦、西暦を並記してあると親切です。

   使い方;上記壁紙をダウンロードし、
       スタート→設定→コントロールパネル→画面→背景に行き、
       参照をクリックして、ダウンロードした壁紙を選択して下さい。
       表示位置は中央が良いでしょう。
  
  半端ワザをお知らせ下さい。→info2@pat-man.com (迷惑メール対策のため、時々メールアドレスを変更しています。) 
【メインページ】へ