特許データベース(DB)・CD-ROM特許公報ビュア


 2006年3月現在、下記のデータベースがお奨めです。

 1)特許庁 特許電子図書館(無料)+SissyさんのDIP-J(データ処理ソフト)
 2)NRIサイバーパテントデスク (従量制)
 3)知財部.com (ATMS・従量制)

 その他、完全固定制ということであれば、大手の調査会社が運営しているCKS WEBJP-NET、などがあります。



 特許庁 特許電子図書館+SissyさんのDIP-Jは特にお奨めです!
 最新分の定期調査で、当月発行の公報入手が100件以下/回 程度までなら、上記組み合わせも良いと思います。
 インデックス機能も付きました。
 何といっても、各情報が特殊なデータ形式でないため、その後の取り扱いが楽です。
 これだと、データの著作権とか、ソフトのコピー禁止などを気にする必要がありません。
 検索機能を重視するならば、検索のみ他のDBで行い、番号指定による公報入手DBと割り切っても良いでしょう。
 但し、すぐに公報形式でプリントアウトしたい方には、向いてないかもしれません。




 インターネットの有料データベース(DB)   (基本は98年度の調査です)

   2004年現在、最もお奨めできるDBは、NRIサイバーパテントデスクです。
 安いですし、紙公報時代のデータ拡充ペースが非常に早く、すばらしいです。
 PATOLIS-Wは機能的には良いものが沢山ありますが、高く、とても気軽には使えません。

   NIF-NET日発特許情報サービスシステムは特許庁CD-ROM形式でデータを電送してもらえる点がメリットです(30円/件)。 加入料なしの場合、月額基本料5000円です。
 これを使えば、100件程度/月の公報を購入する場合、CD-ROMよりお得になります。
 ダウンロード機能のあるビュアソフトを使えば、毎月のデータを集積することもできます。
 私も使っていますが、複雑な検索式にも対応している点も魅力です。

 NRIサイバーパテントデスクは、PDF形式で公報が入手できる点がメリットです(90円/件)。
 月額基本料2000円、入会金20000円などです。

 その他

 G・Netは初期費用が59800円必要な様です。月額基本料1万円です。
 パトリスの分散処理は月額基本料7000円です。 →PATOLIS-Wに統合
 富士通のFENICS特許公報サービス 加入料、月額固定費がない設定もあるようです。

 特許公報ビュアソフトは、管理する公報の量が少ない場合、不要かもしれません。
 インターネットで全公報が無料で見られるようになりましたし、この種のソフトは高価で、最近各社とも月々1万円前後の保守料を取ります。

 安いビュアソフトとしては、SissyさんのJPGazSX があります。

 ご質問、ノウハウなどをメールでお寄せください。
 見出しに「公報ビュア」と書いてメールをください。→info2@pat-man.com (迷惑メール対策のため、時々メールアドレスを変更しています。)

【メインページ】へ